2009年 03月 13日
コルソナス編み
昨年、こちらの本を見つけた時から、ずっと編んでみたかった 『コルソナス編み』 。
不思議な編み方の、素敵な編み物が満載の1冊なのですが、
その中でも一際心惹かれたのが 『コルソナス編み』 でした・・・(*v.v)。
『コルソナス編み』 は、フィンランドのかぎ針編みで、独特の配色とデザインが魅力です♪
コルソナスとはフィンランドの北西に位置する地方の名前。
そこで編まれた “コルソナスセーター” の手法が、
今に伝わる独特の配色と編み方の総称となっています。
身頃、裾部分はかぎ針で、それ以外を棒針で編むのが特徴。
かぎ針部分は赤がベースの幾何学、花などの連続模様、
棒針部分は白をベースに赤×緑、
赤×青などのドットで編み込む単純模様で構成されています。
一般的には男性が着用したもので、教会へ行く時や休日、
特別な日に着るものだったよう。
その色柄は多くのテキスタイルデザイナーやニット好きに影響を与え、
現在は伝統柄のほか、
新たな色使いやパターンでも編みこまれています。
(『おしゃれ時間。09』 より抜粋)
そして編み上がったのが、こちらの 『コルソナス編みの巾着(大)』 です♪
◆『コルソナス』 の基本の編み方は、
表側だけを見ながらぐるぐると
一方向に編み続けて模様を描いていきます。
◆基本の編み方はすじ編みで、
独特の配色の編みこみ模様は、
糸が裏に渡らない編み方です。
◆コルソナスは、
段の変わり目で立ち上がりをしないのが特徴です。
模様を編み込んでいる時はまだいいのですが、
底はただただ増し目をしながら
ぐるぐると編んでいるだけなので、
途中で段を見失うこともしばしば・・・でした( ̄ー ̄;
『立ち上がりなしで筒状に編むので、
段の変わり目に印を!』 と書いてあったので、
ちゃんと目印をつけては置いたのですが、その目印の位置がちょうど増し目の位置だったりすると、
「あれ?この目は前の段?後の段?どっちだっけ?」 と、頭を悩ませることが何度もあり、
特に底部分は、何度も何度も解かせていただきました~!。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。
何度も解かせていただいた底部分ですが、
こんな感じになっています(*^m^*)ウフフ!
『底の柄に凝るのもコルソナス流』 だそうで、
見えない部分にもこだわって模様を入れるのが
コルソナスのかわいいところなんだそうです♪
底中心から輪に編む作り目でぐるぐる、ぐるぐる。
放射状に広がっていくデザインや
ランダムな縞模様がおすすめだそうです(*^m^*)ウフフ!
コルソナスの編み込み模様は
裏に糸を渡さず編みくるんでしまうので、
仕上がりがとてもきれいです。
中身を出し入れする時に引っかかることがないので、
裏地をつける必要がありません♪
・・・と言う訳で、せっかくなので、『表側』 と 『裏側』 をご紹介~( ´艸`)
『おしゃれ時間。』 の中で林さんが、
「編むのにとても時間がかかります。
でも、一段一段模様が浮き上がってくるのを見ていると、
さぁ次の段、また次の段と編んでしまって。
早く完成した模様が見たくてつい頑張ってしまうんです。」
と仰っているように、コルソナス編みは本当に短時間で編める編み物ではないけれど、
編み進めるのが楽しくて、ついついはまってしまう、本当に素敵な編み物です・・・(*v.v)。
私が選んだ糸の色は、残念ながら伝統的な色ではなかったけれど、
現代風の私らしい(?)コルソナス編みの巾着は、これまたお気に入りのひとつになりました♪
伝統的な色合いの糸が売っていなかったので、色の組み合わせを色々と考えて、
この時に気になっていたパープル系の糸を選んでみました♪
・・・と言う訳で、糸もまだ余っているので、
今度は別の模様の小さな巾着を編もうと思います(*^m^*)ウフフ!
『おしゃれ時間。09』 は、『保存版とことん編み物。』 と表紙に書いているだけあって、
素敵な編み物がいっぱいの1冊ですので、
本屋さんで見かけたら、ぜひお手に取ってみて下さいませ m(u_u*)m ペコリッ!
もちろん他にも素敵な手仕事(あえてこう言わせていただきますね)が満載です・・・(*v.v)。
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by petit_paume
| 2009-03-13 11:27
| tricoter